2005.7.17 No.1698
内容◎6月定例会、日本共産党市議団が委員会審査で活躍
藤本洋議員/厚生委員会
松浦みつぐ議員/鉄道高架特別委員会
谷川まゆみ議員/建設委員会

藤本議員が新日鉄広畑「ばいじん対策」被害補償を追及
発生源は同所構内認め謝罪、「緊急・恒久対策」実施回答

 厚生委員会は六月二十一日、二十七日の両日開催されました。藤本洋議員は、@新日鉄広畑製鉄所から飛散する「降下ばいじん」について、Aごみの新しい分別と指定袋について、B個人情報保護に関して住民基本台帳の閲覧制度を公共目的に限るという形に抜本的に改革すること、C国民健康保険条例「改正」及び医療費の一部負担金の減免等に関する実施概要・取扱要綱についてなど多岐にわたって質問・要望を行いました。
  降下ばいじん・粉じん問題では、新日鉄広畑製鉄所に関する苦情が激増している実状の報告を求めるとともに、市環境局の対応をただしました。
  市は、四月以降二十七件の苦情があり、六月一日同製鉄所に「立入り調査」を行い七日には環境保全協定にもとずいて、「ばいじん対策について」文書で申し入れを行った。その内容は@製鋼工場の建屋からのばいじんの漏洩対策、A新日本製鉄所構内からの飛散防止対策について速やかな対応を回答することを求めています。
  同製鉄所は二十三日、ばいじん対策について(中間報告)を行い、発生源が製鉄所構内であることを認め、謝罪するとともに、「緊急・恒久対策」の早期実施に最大限の努力を払うことを回答しました。 藤本議員は、ばいじん対策(中間報告)について、次の質問を行いました。
@「対策」実施の期限を明確に示すこと
A住民説明会と無過失責任制にもとづく、被害に対する賠償について
B環境保全協定の目的にそって、快適生活を守るために、ばいじん・粉じんの基準を設定すべきだ
C県・市の施設と同様に、住民が製鉄所に立ち入りする権利を認める協定改正を行うこと
Dダストブリケット製造・原料加工設備に対する集じん設備の増強を必ず行うこと
E飛散防止の散水強化と排水浄化処理について、などです。
  この問題では、新聞各社が大きく取上げました。地域住民ぐるみの運動も広がっています。また、藤本議員は、市立広畑テニスコートは、同製鉄所の責任で早急に原状回復させることを求めて、教育委員会にも申し入れを行いました。

新しい「ゴミ分別」と指定袋制
  十月一日実施予定のごみの新しい分別と指定「袋制」について
@住民説明会を数多く行い、住民の自覚と協力体制をつくるために力を尽すこと。
A他都市では透明・半透明のレジ袋を認めているところが多くある。強制と受けとられるようなことはせず、指定袋の実施は急がないこと。
B「ごみ貧乏」という言葉が流行語になるほど自治体のごみ処理費や住民負担が増えている。ごみを増やさない企業努力(発生抑制)や国・企業の負担増額を求める要望活動をつよめることを主張しました。

国保医療費一部負担金減免説明
  厚生委員会では、「住民基本台帳の閲覧制度の早期見直しを求める意見書」を全員一致で採択し、公益目的に限定するなど、抜本改革を国に求めました。
  さらに、日本共産党市会議員団と藤本議員がねばりづよくとりあげてきた。姫路市国保の医療費一部負担金の減免制度が七月一日から実施されることになり、その概要説明が行われました。

 

松浦議員が駅南西部区画整理事業の問題点を追及
山電新線の側道設置、城南一三〇号歩道橋改善を

 松浦みつぐ議員は六月二十一日に開催された鉄道高架対策特別委員会に於いて、駅南西部の区画整理事業を中心に五点質問し当局の見解を求めました。@駅南西部の区画整理事業について地元説明会はどのようになされているのか、A宮前踏切の現状確保は間違いなくすすめられているか、B山電新線の側道設置は具体化されているか、C城南一三〇号線の歩道橋は地元住民が渡りづらくて困っている。何らかの対策を立てるべきである、D竜田紡績の跡地利用計画はどうなっているか、等について質問しました。
  当局の答弁は、@駅南西部の区画整理事業については平成十八年度に事業認可が行えるよう取り組んでいる、A宮前踏切については現状どおり車両通行ができるよう山電側と協議している、B山電新線の側道については一部用地買収が残っており、現在努力中である、C城南一三〇号線の歩道橋については、通行の困難性はよくわかっているが、対策はむずかしい、D竜田紡績の跡地利用計画については、工場跡地の更地は企業の独自の開発ですすめられようとしており、社宅等の跡地は駅南西部の区画整理事業のなかで対処される予定とのことでした。。 松浦みつぐ議員は、「駅南西部の区画整理事業」については、関係する住民の理解と納得のもとにすすめるべきであり、地元の要求もよく聞き地元同意のもとに取組むべきである。「城南一三〇号線の歩道橋」については、雨の日の歩行が大変であり、傘をさして自転車での通行は無理である。山電地下化か、道路のアンダー方式でも採用しない限り、永久にこの歩道橋を利用しなければならない。動く歩道の設置等何らかの対策を行うべきであると強く改善を求めました。

 

谷川議員が、キャスティー21計画で、コア・ゾーン先行を要望
総合交通体系確立、駐輪場整備を

 谷川まゆみ議員は、六月二十二日開催された建設委員会において、五点について質問を行い、当局への要望・見解を求めました。
 @山陽本線等高架事業が進む中で、キャスティー21計画においてイベントゾーンの議論が行われているが、まちづくりの観点からも、エントランスゾーンやコア・ゾーンの構想を先行させる必要があるのではないか。「そのことについては、十分認識している」とし、それらのことも含め、今後懇話会等で議論を深めていきたいとのことでした。
  A総合交通体系の確立については、パークアンド、バスライドなどモデル地域を設定し、具体化を図っていくべきではないか。三年間かけて、人の動き、公共交通のあり方、システムについて、課題を明らかにしていきたいとのことでした。
  B梅雨、台風シーズンをひかえ、昨年の台風被害を受けた道路や側溝の改修・整備は進んでいるのか。地元と相談しながら、鋭意行っているとのことであり、万全を期するよう強く求めました。
  C自転車利用環境整備基本計画が発表されましたが、その中で「姫路駅・JR野里駅・JR砥堀駅・山電亀山駅・JR京口駅は、新たに駐輪場整備を検討する必要がある」と指摘されています。ぜひ、その方向で取り組まれるよう強く求めました。
  D議案第一三〇号、水尾川中筋幹線下水道及び同工事に伴う付帯工事請負契約に係る議決更正について、当初の落札率が五十・五%と低価格調査を受けており、適正な入札が行われたのか。また、二回の工期変更と契約金額の増額については、重く受け止め適切な工事が行われるよう強く求めました。