
2005.8.21 No.1702
被爆 60周年、ヒロシマデー集会に9000人参加
核廃絶の国連会議開催めざし草の根からの行動を
原爆被爆六〇年の今年を核兵器廃絶の転機にしよう
日本共産党・竹内氏、谷川市議が世界大会に参加
八月六日、広島県立体育館で原水爆禁止二〇〇五年世界大会・広島が開催され「被爆六十年ヒロシマデー集会」に例年を大きく上回る九千人が参加しました。世界の人々、NGO(非政府組織)・自治体・政府が力を一つにして、核兵器のない平和な世界をつくろうとの決意にあふれました。日本共産党の竹内のりあき兵庫十一区くらし・環境対策委員長と谷川まゆみ市議も参加しました。
大会は、核廃絶の国連会議開催めざし草の根からの行動を提起する「広島からのよびかけ」を満場の大きな拍手で採択。核兵器全面禁止を主題とする国連会議開催を要求する国際共同キャンペーンの展開や被爆体験の継承、憲法改悪反対など具体的な行動を確認しました。スウェーデン政府を代表してカイ・ノードクイスト国会議員が特別報告し、海外代表が次々と発言、国内からも青年、女性、各団体代表が登壇し報告しました。
一九四五年八月六日、九日―アメリカによる広島、長崎への原子爆弾投下から六十年がたちます。この世の地獄を生き延びた被爆者は、幾多の苦しみをのりこえ「ふたたび被爆者をつくるな」と訴えてきました。人間としての尊厳をもった死すら許さず、人間を根本から傷つける人間否定の兵器にたいし、みずからの生をもって抗する叫びは、多くの人の心を揺さぶり、反核平和の大きな流れとなり幾たびも核戦争の危険を抑えてきました。しかし悲願が実現されないまま被爆者の平均年齢は七十三歳に達しています。
さらに核兵器の「明確な約束」の実行をかたくなに拒むアメリカが核兵器の使用を公然と方針に掲げ、イラクへの攻撃と侵略をすすめるなど、深刻な脅威があるもとで戦争も核兵器もない世界をめざす、新たな決意が確固としてひろがりつつあります。
「核兵器のない平和で公正な世界へ行動と共同を」をテーマに開かれた原水爆禁止世界大会・国際会議はマレーシア、メキシコ、スウェーデン、ベトナム、キューバ、アラブ連盟の政府代表を含め海外から二十九カ国、二百六十四人が参加し熱気あふれる大会となりました。そして「先制攻撃戦略をとるブッシュ政権などの逆流は根強いが反核平和が世界の圧倒的多数派であり運動が前進している」ことを確信とし、被爆六十周年を「核兵器のない平和で公正な世界へ地球的流れを圧倒的に強める転機とし」、世界的な共同と行動を大きく発展させることを力強く呼びかけました。
日本共産党は、被爆国であり憲法九条を持つ日本のすべての国民が被爆者の願いを真摯に受け止め核兵器の脅威のない、新しい世界をきり開くために未来を生きる世代とともに行動することを心から呼びかけます。 |