2月12日(第1718号) 小泉「改革」は破たんした! 日本共産党・志位委員長が衆院代表質問
志位和夫委員長は、はじめに緊急対策として豪雪災害とBSE(牛海綿状脳症)問題を取り上げ、豪雪災害のこれ以上の犠牲者を出さない緊急対応と被害拡大を最小限に抑える「雪下ろし」や「ライフライン確保」はじめ万全の対策を講じることを求めました。またBSE問題では政府のBSE対策が国民の安全より米国の要求を優先させた「偽装」対策だったと糾弾し全頭検査など日本と同様の安全基準が確保されるまで米国産牛の輸入を再開しない方針を明確にすべきと強く主張しました。 小泉「構造改革」のもたらした 国民への「三つの害悪」を問う また、志位氏は@耐震強度偽装問題、Aライブドア事件、B格差社会と貧困などが自民党政治の「規制緩和万能論」路線の表れだと指摘し、「人間が人間として尊重されるルールある経済社会」への改革を求めました。 志位氏は庶民増税と社会保障切捨ての問題で内閣発足以来の五回の予算編成の負担増が合計十三兆円にのぼる一方、新規の国債発行が百七十兆円という「史上最悪の借金王」ぶりを強く告発し、大企業・大資産家への減税と巨大開発のムダ遣いを温存・拡大する「二つのゆがみ」にメスをいれ公正で民主的な税制への改革を要求しました。
靖国参拝・米軍再編・憲法改定など 外交問題では靖国神社参拝に固執する首相の外交姿勢を批判し、米国政府、議会の懸念や批判を、どう受け止めるのかと述べ「侵略戦争への反省を言葉だけでなく行動でも示してこそ世界とアジアの信頼を回復する道が開ける」とただしました。また、米軍基地再編で、海兵隊司令部のグアムへの移転費用を日本が負担する計画があることをあげ「歴史上も世界でも類がない」と告発しました。最後に志位氏は憲法九条二項を削除して自衛軍保持を明記する「新憲法草案」が米国の戦争に自衛隊が武力行使をもって参加できるようにするものだと批判し、日本共産党は憲法九条を日本の宝として守りぬく決意をのべました。
日本共産党・市田書記局長が参院代表質問
日本共産党の市田忠義書記局長は一月二十五日、参院本会議で次のように代表質問を行いました。
ライブドア・耐震偽装事件は 根底に「構造改革」と「規制緩和」 内政問題ではライブドア事件を生んだモラルとルール破壊の「構造改革」について言及しました。ライブドア事件と耐震強度偽装事件は小泉内閣が推進してきた「構造改革」路線、規制緩和万能路線によって、日本が「自信と誇りに満ちた社会」どころか「不安に満ちたモラルなき社会、ルールなき社会」に日本を変えたと指摘し「堀江氏の問題と選挙での応援は別だ」などとごまかさずにきちんと応えよと答弁を求めました。 最後に日本共産党は人間らしい暮らしの基盤を破壊する攻撃に対し、社会的反撃を持って応え、その先頭に立って奮闘する決意を示し質問を締めくくりました。 |