2001年10月10日
姫路市長 堀 川 和 洋 様
日本共産党姫路市会議員団
団長  松 浦   貢

2002年度予算編成に対する要望書

 

もくじ


● 前文
● 議会事務局 ● 企画局 ● 総務局
● 市民局 ● 環境局 ● 健康福祉局
● 産業局 ● 都市局 ● 建設局
● 高架事業推進本部 ● 下水道局 ● 環境事業推進本部
● 行財政改革推進本部 ● 水道局 ● 交通局
● 消防局 ● 教育委員会 ● 監査事務局

前文

 2002年度姫路市予算編成をめぐる情勢は、きわめて重大なものとなっています。小泉内閣のもとで推進されてきた構造改革路線は日本経済を破滅に導く深刻な事態となっており、国民に痛みを押しつけるだけでまったく先の見えない状況となっています。企業倒産はどんどん増え、失業者も過去最高となり商店街は冷え込み、深刻な事態がいっそう広がっています。不況の長期化とひきつづく経済困難の根源が国民の個人消費の圧縮と国民生活に背を向けた政府の誤った経済政策にあることは明瞭です。
 いま、あらたに医療制度の大改悪、健保本人の三割負担、老人医療の抜本改悪など、個人消費圧迫の政策に加えて、リストラの横行による雇用の削減、介護保険料の倍加等が市民生活の困難を深刻にするきわめて重大な問題になっています。
 姫路市の経済情勢をとっても、消費は冷えこみ、倒産件数は大幅に増大し、失業者が大きくふえて、きわめてきびしい実態にあります。
 ところが、小泉内閣はこのような危機の根本問題に真剣に対応しないばかりか、聖域なき構造改革と称して、地方交付税の大幅削減をはかろうとしています。その一方で軍事費だけは大幅増額をはかろうとしており、テロ問題にかこつけて世界中どこにでも自衛隊を派遣する憲法違反の大改悪などタカ派路線を推進しています。また依然として大企業や大銀行を優遇し、ムダな公共事業についても、一部の手直しだけでひき続き推進しようとしています。個人消費の増大や中小企業振興などの要求に加え、雇用の拡大が不況の打開のための国民的な課題となっており、福祉・教育・暮らしを守るための施策を予算の主役にしていくことが最も必要であります。 このまま推移すれば、地方の財政にも深刻な悪影響が加速されることは必至であります。自治体の側からこのような国民犠牲の路線の転換をも強く求めることが、いまほど必要になっているときはありません。
 それとともに、いよいよ大切になっているのは、市民の福祉・教育・暮らしを守るために大きな責任をもっている市政が、本来の役割を果たすことであります。
 大型プロジェクトを中心に市政を動かす道をきりかえて、市民本位の道をめざすべきであります。圧倒的な市民が反対し、市議会でも中止または見直しが過半数となっている播磨空港はキッパリと中止して、ためこんでいる空港建設基金を市民の福祉・教育・暮らしを守るためにまわすべきです。
 さらに非核平和宣言都市として、姫路港を非核の港とするよう県に強く働きかけるべきです。
 そして山積みしている市民要求の福祉、医療、環境、まちづくり、産業振興、教育、文化など、各分野の痛切な要望に応えるとともに、各地域の個性豊かな発展をめざすべきです。
 姫路市政をとりまく情勢がきびしければきびしいほど、市民本位の立場に徹して、市民の要望にこたえることが大切になっています。
 以上の趣旨をふまえて、姫路市民の切実な要望にこたえるために、あなたが2002年度予算編成にあたって、以下の諸事項の実現につとめられるよう要請いたします。
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